DJ KOZE

DJ KOZE

フランス生まれ、香港・台湾・アメリカで育った DJ Koze。
最新アルバム Music Can Hear Us は、アーティスト本人いわく「宇宙へ旅して戻ってくる65分間の旅」だという。Kozeはこう語る。
「ここしばらく、動かずに旅行する“航空宇宙観光”を革命的に変えるアイデアに取り組んでいた。これまでで最もその理想に近づいたのがこの作品だ。」

アルバムはまるで暴走するジェットコースターのように惑星を縦横無尽に駆け抜け、そこでは Damon Albarn、Soap&Skin、Ada、Sophia Kennedy、The Notwist の Markus Acher、そして Marewrew といった魔法使いたちが手を振る。この作品は「市場で合法的に手に入る最も強力なドラッグ」とも評される。驚きの密度に満ちたコズミック・シナプス・ロデオ──誰も知らなかった場所へと誘うのだ。

本作は自身のレーベル PAMPA RECORDS からの3枚目のアルバム。2013年にリリースされた Amygdala に続く作品で、感情と複雑なサウンドスケープを繋ぎ合わせ、Caribou、Apparat、Matthew Dear らをフィーチャー。ハウス、テクノ、ポップを横断するダンスフロア仕様でありながら深遠な傑作として広く称賛を浴びた。

2018年には Knock Knock を発表。さらに洗練されたスタイルを見せつつも独自性は健在。Róisín Murphy、José Gonzales、Kurt Wagner、Sophia Kennedy らが参加し、シングル「Pick Up」は世界的クラブヒットとなり、いまもフロアを沸かせ続けている。同作はドイツアルバムチャートでトップ10入りを果たし、Kozeが最も革新的なアーティストの一人であることを確固たるものにした。

リミックスワークも高く評価されている。2012年 Matthew Herbert「It’s Only」のリミックスは Resident Advisor により年間ベストトラックに選出。2014年 Moderat「Bad Kingdom」のリミックスは象徴的な存在となり、2016年の Låpsley「Operator」のリミックスも話題を呼んだ。2023年には Ninja Tune から Róisín Murphy のアルバム Hit Parade をプロデュース。UKアルバムチャートでトップ5入りを果たすなど、各国のチャートでも上位にランクインした。

そして Music Can Hear Us で新たな章が幕を開ける。DJプレイ、プロダクション、リミックスのすべてが世界的に求められ続ける Koze。その影響力は今もなお拡大し続けている。